コース選びの基準


各コースの特徴をまとめてみたので、コース選びの参考にしてください。


〇日帰りコース

最も選ばれる基本的な1日コース。1日で行って帰ってくるので、山中泊と比べると荷物は軽いが、その分、1日で歩く距離は長くなることもある

■縄文杉コース

往復22キロ。そのうちの5キロが登山道で残り17キロは平坦なトロッコ道を歩く。道は整備され歩きやすい。1日でフルマラソンの半分の距離を歩き、そのうちの5キロは登山道と考えると少しイメージがわきすい。普段運動をしていない人にとっては歩き終わるとかなり疲れるが、その分達成感は大きい。

■白谷雲水峡コース

往復5.5キロ。そのほとんどが登山道だが整備され歩きやすい。縄文杉コースと比較するとゆっくり歩けて、時間的余裕もある。

■太忠岳コース

往復8.2キロ。そのほとんどが登山道。急登もあり、歩きにくいところもある。白谷雲水峡と比較して難易度はあがるが、ファウンターズイチ推しのコース!

■黒味岳コース

往復10キロ。登山道の感じや歩きやすさは太忠岳と同じぐらい。距離は太忠岳コースより2キロほど長い。



〇山中泊コース

山に出来るだけ長く滞在していろいろな景色に出会いたい人向け。朝日に照らされた森。西日が差し込むやわらかい森。暮れゆく森やそこからの星空などが体感できる。
日帰りに比べて、荷物が重い。

■一泊二日縄文杉コース(荒川登山口スタート)

荷物は日帰りより重くなるが、1日で歩く距離は日帰りと比べて短くなる。総距離22キロ(17キロは平坦なトロッコ道)を1日に11キロ歩く。

■一泊二日縄文杉コース(白谷雲水峡入口スタート)

総距離約22キロで荒川スタートの山中泊と距離はほぼ同じ。1日の歩行距離も11キロずつだが、白谷雲水峡を越える分、荒川スタートよりアップダウンが激しくなり、その分体力も必要。

■一泊二日宮之浦岳縦走コース

ツアーメニューの中で最も体力が必要なコース。
1日目約11キロ、2日目約13キロで、1日目の11キロはすべて登山道。その登山道も整備されているものの、歩きにくく、段差の高い場所もたくさんある。1日目を乗り切れば、2日目はほぼ下るだけで、13キロのうちの約8キロはほぼ平坦なトロッコ道。体力は必要だが、屋久島のてっぺんを制覇できた時の喜びは格別。



〇半日コース

体力に自信がないけど、屋久島の山の自然を少しでも見てみたい人、屋久島到着日や出発日に半日だけ空く時間を活かしたい人向け。歩く距離は日帰りより少ない。

■半日白谷雲水峡コース

往復4キロで、入口から400mほどは整備された道だが、それ以外は登山道。人が多い為、登山道も整備されていて歩きやすい。

■半日ヤクスギランドコース

体力に自信がなく、登山道もあまり歩けないが、屋久島らしい森を見てみたいという人向け。このツアーは80分コースを歩くが、その途中までの50分コースはすべて舗装された歩きやすい道。その後、80分コースに入ると登山道がでてくるが、総距離1.5キロのうちの半分以上は舗装された道なので、他のコースよりはかなり歩きやすい。その割には、巨木やコケ、清流が楽しめる初心者向けコース。

■半日西部林道コース

距離は約2キロと短いが、全て登山道。整備されているわけではないが歩きやすいところが多い。人がほとんどいないのですれ違いなどもなく自分達のペースで歩けるコース。